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2015-08-02

パリで建築散歩!-1

デュラスa

2014年12月に出版された『パリ建築散歩』(大和書房)取材のために、同年5月中旬に、パリに滞在しました。その時に撮った写真をアップしていきます。

パリに到着しホテルに荷物を置いてから、まずはサン=ジェルマン=デ=プレに向かいました。このカルティエ(地区)では、カフェ・ドゥ・フロールと書店のラ・ユンヌを必ず訪れます。しかし、フロールの向かいにあったラ・ユンヌが改装中で、しかも工事の囲いにヴィトンのマークが付いているではありませんか。ん? しばらく来ないうちに店を閉めてしまったのか? しかもかわりにヴィトンが入るの? この店では、これまで文学・思想関係の本をずいぶん買っていたので少なからぬショックを受けました。店の雰囲気も良くて気に入っていたのに…。

あの店も時代の流れには逆らえなかったのか…と思いつつ、日が暮れるまでまだ時間がありそうだからと、教会の前を通ってセーヌのほうに向かおうとすると、おお、教会広場に面した建物のコーナーの1階にラ・ユンヌの文字が見えるではないですか! 移転しただけなのか、良かった!と思い近づくと時間が遅かったせいですでに閉店しており残念ながら店内には入れず…。

このカットはその時に店のショーウィンドウを撮ったもので、本には収録されていませんが、わりと気に入っています。写真の女性は作家のマルグリット・デュラス。若いときの写真ですね。デュラスの評伝か何かが出たばかりらしくウィンドウには新刊の本が積まれていました。ガラスにはドゥ・マゴの入っている建物が映っていて、デュラスの写真と重なって写真に元々写っていたもののようにも見えます。

この後、エコール・デ・ボザールの前を通ってセーヌまで足を延ばし、日没する瞬間の写真をカメラに収めました。

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